恋愛ではなく“人生設計”から始めた婚活。
覚悟を決めて、二人三脚で掴んだ成婚ストーリー(後編)

29歳女性(会社員)
お相手 35歳男性(会社員)
─活動期間8ヵ月─
出会いの瞬間(お見合い・第一印象)
丸山:
お相手(現ご主人)との初対面(お見合い)の第一印象を教えてください。
みかさん:
印象的だったのは、仕事に対して「ロマンがある」とおっしゃっていたことです。
私自身、忙しいながらも仕事に誇りを持って働いていたので、
自分の仕事にやりがいや想いを持っている人がいいな、と思っていました。
だからこそ、
「ロマンを感じている」という言葉に、素直に興味が湧いたのを覚えています。
丸山:
初対面で「また会いたい」と思った決定的な瞬間や言葉はありましたか?
みかさん:
正直に言うと、
「この瞬間!」という決定打はありませんでした。
ただ、お見合い後に丸山さんへ報告をした際、
無意識のうちに「良いパパになりそう」と書いていた自分に、
あとから気づいて驚きました。
前編でもお話ししましたが、
私は「良い旦那さん・良いパパになる人を探す」という視点で活動していたので、
その言葉が自然と出てきたこと自体が答えだったのかもしれません。
「もう一回会ってみようかな」
そう思えたことが、次につながったのだと思います。
丸山:
お見合いから交際に進むまで、どんなやりとりがありましたか?
みかさん:
デートは基本的に、週末に週1回のペースでした。
仮交際を複数の方としていた時期で、しかも夏だったこともあり、
正直、体力的にかなりきつかったです(笑)。
「会いたい気持ちはあるけれど、半日デートだと体がもたない…」
そう思い、思い切って
「2時間くらいカフェデートにしませんか?」とお伝えしました。
当時の私は、
デート=半日以上一緒にいないと失礼
と、勝手に思い込んでいたんだと思います。
でも返ってきた返事は、
「いいですよ〜」
と、とてもあっさりしたものでした。
その拍子抜けした感じが、逆に印象に残っています。
真剣交際〜成婚の決め手
丸山:
「この人と結婚したい」と思った決め手を教えてください。
みかさん:
一番印象に残っているのは、
「気にしいなところ、出ていますよ」と言ってくださったことです。
私は人間関係において、
相手に気を遣いすぎてしまうところがあります。
毎回、横浜から都内まで来てくれることに対しても、
「申し訳ないな…」という気持ちが強く、
2〜3回目のデートで
「私が横浜に行きますよ」と伝えました。
すると彼は、
「僕が行きますよ。気にしいなところ、出ていますよ」
と、さらっと言ってくれました。
仮交際の序盤でしたが、
その一言にすごく安心感を覚えたのを今でも覚えています。
丸山:
不安はありませんでしたか?
みかさん:
もちろん、不安がゼロだったわけではありません。
でも、不安に思ったことを質問すると、
私が悩んでいたのが馬鹿らしくなるくらい、
サラッと、でも誠実に答えてくれました。
その積み重ねで、
丸山さんとの面談で
「何か不安はありますか?」と聞かれた時、
だんだん答えに詰まるようになっていった感覚があります。
(出てきたとしても
「彼の小ボケをよくスルーしちゃう事が気になるんですが、大丈夫ですか?」
…みたいな相談レベルだった気がします(笑)。)
丸山:
プレミアムプランに切り替えてからは、みかさんとは毎月、活動の要所ごとに面談していました。
でも彼のお話になると、表情が急にふわっと柔らかくなるのが印象的でしたね。
まだ交際初期で、複数交際をしていたタイミングだったのですが、
その時点で「ひょっとして…?」と、何か特別な予感を感じました。
価値観については、どんな点を確認しましたか?
みかさん:
彼自身の価値観はもちろんですが、
ご両親やご家庭の価値観も、かなりしっかり確認しました。
理由は、
私の働き方を理解してもらえるか
が不安だったからです。
私は仕事が好きで、平日はフルパワーで働くタイプです。
家事は一定やりますが、
「家庭第一・仕事は二の次」という価値観ではありません。
だからこそ、
・ご両親の職業
・子どもの頃の家庭環境
・奥さんになる人に、どんな働き方を望んでいそうか
などを、かなり具体的に聞きました。
結果的に、
彼のご両親は私の両親と同じ職業で、
育ち方や祖父母のサポート体制もほぼ同じ。
共感できる点が多く、
「この家庭なら大丈夫そうだな」と感じられました。
丸山:
将来のビジョンについてはいかがでしたか?
みかさん:
彼には、数年後に海外駐在の可能性がありました。
最初は正直、驚きました。
でも私は、お見合い前から
自分の人生設計をある程度描いていました。
その設計の中に収まる話だったので、
「これはチャンスかもしれない」
と、逆にポジティブに捉えることができました。
プロポーズの場面
みかさん:
プロポーズをしていただいたのは、
私が30歳を迎える誕生日でした。
真剣交際に入ってから、
まだ2週間ほどしか経っていなかったので、
正直、プロポーズはないだろうと思っていました。
でも彼は、
「30歳まで婚活を頑張ろうと思っている」
と私が話していたことを覚えてくれていて、
新宿のホテルレストランを用意してくれました。
バラまで準備してくれていて、
とても嬉しかったです。
(店員さんが
「Will you marry me?」
と書かれたプレートを持ってきた時、
「誕生日プレート!!?」
と言ってしまい、少し気まずそうな顔をされたのは良い思い出です(笑))
丸山:
プロポーズを受けた時の率直な気持ちは?
みかさん:
「え、私結婚するんだよね…?」
これが正直な気持ちでした。
いわゆる
「トントン拍子で進む」
状態だったので、
感情と現実にズレを感じていました。
でも、私は活動前に
自分軸と人生設計をしっかり作っていました。
それに合う人は、
本当に少ないということも、活動を通して分かっていました。
だから、
「ここまで自分軸に向き合ったのだから大丈夫」
「これからは、自分が正解にしていこう」
そう思えたのだと思います。
今振り返ると、
丸山さんのアドバイスと自分軸があったから、
この決断に覚悟が持てたのだと思います。
丸山:
ご家族やご友人の反応はいかがでしたか?
みかさん:
家族も友人も、
「激震が走った」レベルで驚いていました(笑)。
私は仕事ばかりしていたタイプなので、
周りからは
「結婚はしないか、かなり遅いだろう」
と思われていたようです。
友人には婚活をしていたことも話していなかったので、
「入籍した」と伝えた瞬間、
数秒フリーズしていました(笑)。
丸の内結婚相談所のサポートについて
丸山:
活動して良かった点を教えてください。
みかさん:
① 自分軸と本気で向き合えたこと
どんな人生を歩みたいのか。
それは現実的なのか。
その人生に合う人は、どんな人なのか。
プレミアムプランに切り替えて最初に丸山さんから与えられた課題は、
一見シンプルに見えて、
実は一番苦しく、そして一番大切な作業でした。
ChatGPTで壁打ちしながら言語化し、
そこに丸山さんが
客観的なフィードバックをくださる。
理想が空想なのか、
現実的なのか、
何度もすり合わせができました。
② 逃げずに向き合ってくれること
過去の恋愛観が、婚活では足かせになっていました。
元に戻りそうになるたび、
具体的な行動レベルのアドバイスをもらいました。
「朝、保育園の近くを散歩してみてください」
と言われた時は驚きましたが、
子育て中のお父さんを見ることで、
じわじわと結婚生活がイメージできるようになりました。
また、お見合い服選びでは、
22着試着し、すべて写真を送って選んでもらいました。
「これだけやったんだから大丈夫」
そう思えたことが、
自信につながりました。
③ 耳の痛いことも、信頼できる形で伝えてくれること
婚活では、
過去の恋愛と向き合わされる場面があります。
でも、そこから逃げていたら、
絶対に成婚できなかったと思います。
丸山さんは、
向き合うべきタイミングを逃さず、
どう変えていけばいいのかを一緒に考えてくれました。
余談ですが、
私は人材紹介エージェントとして働いています。
「なぜ求職者さんは、エージェントのアドバイスを聞かないのだろう」
と思っていた過去の自分に、
今なら理由が分かります。
でも、婚活も転職も同じで、
信頼できるプロのアドバイスに向き合えるかどうかが、
結果を大きく左右するのだと思います。
成婚後の生活と心境
みかさん:
結婚したことで、
より未来のことを具体的に考えられるようになりました。
結婚が全てだとは思いませんが、
「結婚したい」と思っている状態は、
常にどこか不安がつきまとっていました。
今は、
働き方や生き方についても、
前向きに考えられるようになりました。
将来はフリーランスとして働けるよう、
現在は1年後の独立を目標に勉強中です。
1年前の自分からは、
全く想像できない未来で、
人生って本当に変わるんだなと思います(笑)。
読者へのメッセージ
みかさん:
「もしかしたら、私は結婚に向いていないのかもしれない」
何度もうまくいかない恋愛を重ねるうちに、
そんな考えが頭から離れなくなっていました。
私自身、手軽なものからハイスペ向け、承認制のものまで、多くのマッチングアプリを利用してきましたが、どれも結果にはつながりませんでした。
仮にお付き合いできたとしても相手のことを信じきれず、
「本当に独身なのか」
「仕事は本当にその職業なのか」
と疑ってばかりで、次第にそんな自分自身が嫌になり、
「もしかしたら自分は結婚できない人間なのかもしれない」
と感じるようになりました。
マッチングアプリには、
食事相手を探している人、
恋人が欲しい人、
結婚も視野に入れている人、
本気で結婚を考えている人など、
さまざまな目的の方が混在しています。
その中で結婚相手を探すことは、当時の私には宝探しのようで、
疲れてしまうのも無理はなかったと思います。
結婚相談所に入ってからは、その不安が一切なくなりました。
公的書類を提出し、身元がはっきりした状態からスタートできる安心感は想像以上で、気持ちにも余裕が生まれました。
もし過去の自分、そして今悩みながらこの記事を読んでいる方に何か伝えられるとしたら、
「良い彼氏を見つけたいのか、
それとも良い旦那さんや、将来自分が産む子供の父親になる人を見つけたいのか」
という問いを、一度自分自身に投げかけてみてほしいと思います。
その答えが見えたとき、選ぶ場所や行動は、きっと自然と変わってくるはずです。
私自身、平日起きている時間の8〜9割を仕事に使う生活をしており、
その中で恋愛をすることは、正直かなり体力が必要でした。
「忙しいから今は仕方ない」と、
自分のことを後回しにしてきた部分もあったと思います。
仕事が忙しい方ほど、
会社のため、部下のため、お客様のためにと、
日々いろいろなことを考えながら一生懸命働いている方だと思うからこそ、
自分の人生に関わる大切な選択まで、後回しにしすぎないでほしいと感じています。
もちろん、婚活を始めれば一時的に休日も含めて時間に余裕がなくなる時期はありますが、
それは本当に一時的なものです。
これは実体験ですが、婚活は思っているよりずっと世の中に受け入れられていて、
特別なことでも、気負うことでもありませんでした。
入会前の私は、
まだ30代でもない、
恋愛ができないわけでもない、
もう少し年齢を重ねてからでもいいのでは、
と、どこか婚活に対して恥ずかしさを感じていました。
でも実際に一歩踏み出してみると、若い方も多く利用しており、
想像以上に自然な選択だったと今は感じています。
また、友人関係や友人からの紹介、マッチングアプリなど、
考えられることは一通り試してきましたが、どれもうまくいきませんでした。
「もう残っているのは相談所だけなのでは」と思うほど、
自分の恋愛観に対して自暴自棄になっていた時期もあります。
そんな経験をしたからこそ、
結婚できるかどうかは条件や運ではなく、
「考え方」が大きいのだと今は思います。
婚活を始めると、どうしてもこれまでの恋愛観に引っ張られて、
うまくいかないと感じる場面が出てくると思います。
そんなときは一人で抱え込まず、
カウンセラーさんを頼りながら、
どうしたら自分が望む結婚生活を歩めるのかを考え、
向き合ってみてほしいです。
もちろん、耳の痛いことを言われる場面もあると思いますが、
その先に「婚活してよかった」と思える出会いがあると、
私は信じています。
少し余談になりますが、婚活を始める前のある日、
普段あまり恋愛の話をしない母に、心配をかけていると思い、
マッチングアプリで出会った彼氏のことを伝えたことがありました。
母は安心した様子で喜んでくれましたが、
その数日後、彼から突然別れを告げられ、
連絡も取れなくなってしまいました。
「そんな人とは別れて正解」と母は言ってくれましたが、
どこか寂しそうな声色が、今でも忘れられません。
それがきっかけで、結婚相談所に入る決意をしました。
今この記事を読んで、
婚活をしようか悩んでいる方、
婚活中で悩んでいる方の背中を、
少しでもそっと押すことができたら嬉しいです。

