彼が結婚に踏み切れない本当の理由は?男性が求める“信頼と尊重”とは
「彼とは相性もいいし、関係も安定してる。でも、どうしてか“結婚”という言葉になると話が進まない。」
婚活中や交際中の女性から、こうしたお悩みをよく伺います。
実はこの背景には、「男性にとっての安心感とは何か」という視点が大きく関係していることが少なくありません。
多くの女性が「安心=感情の共有や共感」だと感じる一方で、男性が心から安心を感じられるのは、「信頼」と「尊重」がそこにあるとき。
今回は、彼がなかなか結婚に踏み切れない背景にある“男性心理”を紐解きながら、具体的なコミュニケーションの工夫についてもお伝えします。

◆ 男性にとっての「安心感」は“信頼”と“尊重”の上に成り立つ
女性にとっての安心とは、
- 約束を守ってくれる
- 気持ちを言葉にしてくれる
- 共感して寄り添ってくれる
といった“つながり”を感じることが中心にあります。
一方、男性にとっての安心感は、もっと静かで、抽象的なもの。
- 自分を信じてくれている
- 自由や夢を尊重してくれる
- 失敗しても責められない
- 言葉にしなくても、理解しようとしてくれる
つまり「コントロールされないこと」が、彼らの心の安定につながっているのです。
◆ 無意識に「彼の自由」を奪っていませんか?
彼を心配して「本当に大丈夫?」「なんで連絡くれなかったの?」と声をかけた経験、ありませんか?
女性としては気遣いや愛情のつもりでも、男性にとっては「管理されている」「信用されていない」と感じられることがあります。
特に、仕事やキャリアについて悩んでいる時期の男性は、
「今の自分は、彼女の期待に応えられていないのでは…」とプレッシャーを感じやすくなります。
それが、「今は結婚のタイミングじゃない」と一歩を踏みとどまらせる大きな原因になっていることも。
◆ 男性が結婚に踏み切るタイミングは、“安心”を感じたとき
実際、真剣交際やプロポーズを決意した男性に理由を聞くと、
- 「自分の夢を応援してくれるのが嬉しかった」
- 「弱い部分を見せても引かれなかった」
- 「何も言わなくても、理解しようとしてくれてた」
といった声がよく挙がります。
つまり、「この人となら、自分らしくいられる」と感じられたとき、男性は未来を決める覚悟ができるのです。
◆ 信頼と尊重が伝わるコミュニケーションのヒント
では、どうすれば彼にとっての「安心感」を伝えられるのでしょうか?
丸の内結婚相談所でご案内している、3つの実践的なヒントをご紹介します。
【1】“判断”ではなく“観察”する姿勢を持つ
「最近元気ないけど、何かあったの?」という“確認”より、
「最近少し静かだけど、ゆっくりしたいときもあるよね」と、様子を受け止める“観察”の言葉の方が、彼にとっては心地よく響くことがあります。
相手の変化を「詰める」のではなく、「見守る」姿勢が、信頼のメッセージになります。
【2】「私の安心」も、具体的に伝える
信頼や尊重は、自己犠牲ではありません。
例えば、
「週に一度、少しでいいから電話があると私は安心できる」といった具体的な希望を伝えることで、
彼も「それならできそう」と応えやすくなります。
「こうしてくれると嬉しいな」という形で、“要求”ではなく“提案”として伝えるのがポイントです。
【3】彼の「挑戦」を応援するスタンスを持つ
仕事や趣味、新しい挑戦に向かっている彼に対して、
「すごいね」「応援してるよ」と一言添えるだけでも、彼の中の“安心感”はぐんと増します。
「でもそれって安定してるの?」「失敗したらどうするの?」という言葉が悪気なく出てしまうと、彼の挑戦心を萎縮させてしまうことも。
共感よりも、まず“信じて見守る”——それが、彼にとっての最大のエールになります。
◆まとめ:男性が求める安心感は、“信じて任せること”から始まる
女性が感じる安心と、男性が求める安心には、見えないけれど大きな違いがあります。
だからこそ、
「自分がしてあげたいこと」と、
「相手が本当に安心できること」は、必ずしも一致しないと知っておくことが大切です。
婚活や交際がなぜかうまく進まないとき——
それは、彼の“安心感のスイッチ”に届いていないだけかもしれません。
すれ違いを防ぐ第一歩は、まず「自分がどんな安心感を大事にしているか」に気づくことから。
彼の“本音”を理解して、関係を一歩前へ進めませんか?
「大切にされている実感があるのに、なぜか結婚の話になると進まない」
そんなすれ違いは、“安心感”の感じ方の違いが原因かもしれません。
丸の内結婚相談所では、信頼・尊重に基づいた関係の築き方を軸に、恋愛や婚活の悩みを丁寧にサポート。
「彼の気持ちがわからない」「どう距離を縮めたらいいか悩んでいる」——そんなお悩みにも、個別にお応えしています。
あなたの心のモヤモヤを言葉にするところから、未来は少しずつ動き出します。
まずはお気軽にご相談ください。